教育ローン・学資ローンとは

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教育ローンの利用を考える

教育ローン・学資ローン

教育ローンは奨学金とは異なり、多くの金融機関が取り扱い、大学進学の時期になるとキャンペーン合戦が展開されます。注目は、金利が低い日本政策金融公庫の「国の教育ローン」です。年収制限はありますが、教育一般貸付で200万円まで借りられます。
ゆうちょ銀行で教育積立貯金をしてきた人なら、年収制限なしで積立貯金額と同額、最高200万円まで借りられます(注:積立の募集は現在行っていません)。
その他にも、雇用・能力開発機構の財形教育融資や、大学が金融機関と提携している教育ローンなどもあります。

金融機関で扱っている民間の教育ローンを具体的に見ていくと、無担保型の場合たいてい300万円~500万円が借入上限で、金利は2.2%~11%と幅があります。奨学金ほど面倒な手続きはありません。教育費として使うという証明と、返済していけるという証明ができれば利用できるでしょう。ただし通常の目的別ローンと同じですので、金融事故のあった方の利用は難しいくなります。

返済方法も、大学と提携している教育ローンは元金据置返済可能というところが多いですが、通常の教育ローンは借りた翌月から返済開始となりますので、毎月の生活費への影響が心配されます。メリットとしては借りやすさ、デメリットとしては金利の高さと返済が在学時から始まってしまうことといえます。一言でいえば民間の教育ローンは商売であり、借りすぎも心配です。教育ローンは、どうしても教育費が不足したときの最終手段と考えたほうがいいでしょう。更に、在学中は利息だけ支払うなどニーズに合った商品を絞り込み、その中で金利が低く、借入の諸費用が安いなど有利なものを選びましょう。

学校によっては、「免除」「徴収の猶予」という制度をとっている学校もあります。学費を払う人、つまり親が死亡したもしくは災害などで経済的に困窮しているという場合に、入学料が全額または半額免除になることがあります。授業料においても同じように免除される場合があります。成績や経済状況によると思いますが、適応となるかどうかは学校に問い合わせてみましょう。審査をしないとはっきりしたことは分からないと思いますが、可能性があるなら申請したほうが得策かもしれません。

同じ借金でも、教育費は優遇されている

奨学金、教育ローンと教育費を補う方法はいろいろあります。申込みの手続きの複雑さから言うと、教育ローンのほうが手軽かもしれませんが、金利や返済方法を見るとやはり奨学金の方が負担は少ないでしょう。
奨学金は原則、子供自身の借入となるので、子供が自分で返すことになります(親が連帯保証人となる場合は実質的には親にも返済義務があります)。少なくとも、子供自身が自分で借りて学校に通っているんだと自覚することにより、学生本人も勉学に身が入るかもしれません。
一方、教育ローンはというと、親自身の借り入れとなり、親に返済義務があります。最近は、不況の影響もあって、奨学金の他に教育ローンを借りる人も増えていますが、特に教育ローンを借りる際は、今後の生活に影響が出ないよう少額に抑えることが大事です。
いずれにせよ、借金であることに変わりはありません。返済計画や今後の見通しなどを立てて、無理のない利用を心がけましょう。